今回は食べ物編第2弾として、チーズとワイン、お肉について書いていきたいと思います。
フランスはチーズ生産世界第3位のチーズ大国だそうです。
今まで私もY介もチーズは「嫌いじゃないけれど、好んで食べない」という食べ物だったのですが、この旅で一気に大好きなものになりました。やっぱり本場は違いますね!
フランスではチーズを食後に食べるのだそうで、確かにレストランでもデザートと並列して記載されていました。デザートとして食べる、というのではなく、食後にデザートかチーズいずれかを食べるようです。
街にはチーズ専門店がたくさんありますが、専門店ではなくてもスーパーのチーズ売り場が充実していて、広くて種類豊富で楽しいです。たくさん食べた中で印象に残っている5種類を紹介します。
ブルードベルニュ
フランスのオーベルニュ地方のブルーチーズです。アオカビチーズは独特なので「苦手かな?」っと思いましたが、勿論アオカビならではの舌を刺激するような辛みはありますが、日本で食べるよりももっとまろやかで食べやすかったです。アオカビチーズと言うと蜂蜜との相性もばっちりということで蜂蜜もつけて食べましたが、蜂蜜は要らないなっと思いました。それくらいまろやかかつ濃厚で食べやすく、アオカビチーズの印象が変わりました。
シェーブル
山羊のチーズです。私は怖くて食べたことがなく、Y介は日本で食べてその臭さからトラウマになったという山羊チーズです。
ですがさすがは本場、とっても美味しくて二人で感動しました!今回食べた中で一番美味しかったチーズです!
フレッシュなので全然臭みがなく、独特な風味はありますが、でも臭いとかそういうネガティブな独特さはありませんでした。ねっとりというよりかは、ホロホロとした感じで、サラダに混ぜても美味しくいただけました。
コンテチーズ
ハードタイプのチーズで、ずっしりとしていて重量感のあるチーズです。癖が少なく、誰でも楽しめるチーズだと思います。表皮がこれまた美味しい!
塾生度合い(年月)によって味わいも価格も変わり、スーパーでも複数の熟成度合で販売されていました。私たちは熟成度が短い6-9カ月のものを食べましたが、十分美味しかったです。
ハードチーズであること、また誰にでも受け入れられるような味わいであることから、実家へのお土産は熟成24カ月のコンテチーズを買いました。
シェーブルが美味しかった賞1位ですが、コンテチーズがその次に美味しかったです!
左側がコンテチーズ(手前はブルードーベルニュ) |
マンステールチーズ
フランスのアルザス地方を代表とするウォッシュタイプのチーズです。
香りはしっかり、味わいはねっとりクリーミーです。外皮(表皮)と中身で食感も風味も異なるのでそれが楽しいです。私はあの硬めの外皮(表皮)が中身より好きなくらいでした。
どうもあのまん丸に成型されたチーズを見ると「これ美味しいやつだよ!」っと思ってしまう癖があるのですが、それって私だけですかね?
ピレネーチーズ
ピレネー山脈の麓で作られるセミハードのチーズです。セミハードですがウォッシュタイムのチーズのような風味もあり、程よく酸味も感じます。食べやすいチーズだと思います。
フランスではパックに入れられたお肉も売られていますが、チーズ同様にお肉売り場も充実しており、ハムやソーセージ、テリーヌなどはその場で頼んで切ってもらうスタイルです。
今回は上記のような肉売り場で切ってもらって美味しかった4種類のお肉と、鶏・豚・牛肉について書いていきたいと思います。
アヒルのパテ
アヒルって日本では中々食べないと思うのですが、フランスでは結構市民権を得ている食べ物で、せっかくなので食べてみました。
癖は少ないけれどコクがあってとっても美味しい!
ワインにも合い、そのまま食べても美味しいし、もちろんクラッカーにつけても美味しかったです!
とても気に入ったのでアヒルのパテの缶詰をお土産に買って帰りました。
ブーダンノワール
豚の血を原料とし、玉ねぎやスパイスを加えたフランスの伝統ソーセージです。
見た目と“豚の血“というところから、「私、苦手なやつ!」っと嫌煙していたのですが、実際に食べてみると食べやすくてびっくりしました!
最初は煮込みに入れて少し癖を抑えたのですが、「これなら食べられそう」と思い、次はそのまま焼いて食べましたが美味しかったです。
ほろほろしていて、今まで食べてきた一般的なソーセージとは違う食感でした。レバーっぽいかな。ワインにも合い、おすすめです。
うさぎのテリーヌ
うさぎ、初めて食べました!「ジビエらしく臭みが強いのかしら?」っと思いましたが、癖がなく、結構淡泊でした。誰でも嫌がらず食べられるのかなと思いました。淡泊な分、上部のゼラチン質と一緒に食べると滑らかで、そういう食べ方としても美味しかったです。(でもやっぱりゼラチン部分なしの方が美味しい)フランスではポピュラーな食べ物のようです。
生ハム
スペイン同様、フランスの生ハムも濃厚で、薄い1枚でも素晴らしい満足感を味わえました。赤ワインにとっても合う!サラダに入れても素晴らしい!!!何種類か食べましたが、どれも美味しく、1番価格の安いもので十分。「日本の生ハムとは?」って感じでした。
ヨーロッパはどこでもこんなに美味しい生ハムがあるのでしょうか。それだけで住みたくなりますね。
牛肉・豚肉・鶏肉
価格としてはどれも日本と同じくらいでした。それでも、探すと良い部位(サガリとか)が安い値段で手に入ったり、軟骨付の豚が手軽に手に入ったり、鶏肉も手羽先ではなく手羽先・手羽中がセットで売っていたりと、日本では手に入れにくい部位や大きさが気軽に手に入るのが楽しく、嬉しかったです。料理上手なY介は調理のやり甲斐があり楽しそうでした。
ワインはどれを飲んだかの銘柄とかそういうのは正直覚えていないのですが、とにかく安い。フランスではワイン離れが著しいとのことですが、それでも売り場の広さも安さも別格でした。
安い=美味しくない、ではなく、安くても新鮮で美味しくて、「さすがはフランス!」って感じでした。ビールやジュースよりも安く売られていました。
ちょっとブローに来てから飲み過ぎてしまったので、途中から自重しました。(笑)
次回はパン・パン屋さんについて書いていきたいと思います。
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